気仙沼大島は気仙沼市街地の対岸に位置する東北地方最大の有人島です。2019年に気仙沼大橋が開通し、本土と繋がりました。島内を巡る道路は一般県道208号「大島線」に指定されていましたが、気仙沼大島開通に伴い、2019年3月に218号「大島浪板線」に統合されました。
私が大島を訪れたのは統合前の2013年8月のことでした。
観光案内所でレンタサイクルを借りて島内を一周しました。
メインルートは片側1車線で歩道も付いており広々としています。
有名な小田の浜海水浴場。ここで海水浴を楽しみました。東日本大震災の翌々年にも関わらず海の家(売店)もオープンしていたし、監視員とライフセーバーが常駐していて観光協会および地元の方の並々ならぬ復興への想いが伝わってきました。
島の南端にある龍舞崎です。
その後、自転車を走らせて島の北部にある亀山(標高235m)に登りました。
展望台からの眺めです。フェリーターミナルの様子が一望できます。
東側に目を移すと手前に田中浜、奥の方に小田の浜の様子を確認できます。
ちなみに亀山と田中浜は2021年に放送されたNHK朝ドラ「おかえりモネ」のロケ地として登場しました。当時リアルタイムで視聴していたので印象に残っています。
夕方、フェリーに乗って島とお別れ。気仙沼と大島を結ぶ定期便は先述の大橋開通に伴い定期航路の運航を終了しました。当時の写真を見返してみると、乗用車やトラックを乗せられるほどの大型のフェリーでした。
フェリーからの眺めです。左側が本土、右側が大島です。おそらく一番高い山が亀山だと思います。現在はこの間に橋が架かっています。
現在は陸路で繋がっているので楽に行けるようになりましたが、まだ再訪していません。県道標識の番号が書き換わっているのかどうか気になるところです。