
金堂を見学した後、五重塔に向かいます。
東寺の五重塔は、京都のランドマーク的な存在として古くから親しまれています。創建以降、これまでに雷火などによって過去に4回焼失しました。現在の塔は1644年 徳川家光の寄進によるものです。高さが55mあり、現存する木造の塔としては日本で最も高い建造物です。

間近で見上げると、その存在感に圧倒されます。この五重塔が建てられた当時、周囲には高い建造物はほとんどなく、遠くからでもはっきりと見えたことでしょう。そんな時代の民衆にとって、驚きと畏敬の念を抱かせたことでしょう。現代人が初めて「スカイスリー」を見たときの感覚に近いものだと思います。

相輪にも見事な細工が施されています。これだけ精緻で堅牢な建造物を造り上げた宮大工には頭が下がる思いです。