kongitsune’s diary

宮城県の県道、名所旧跡訪問などの記録

東寺(講堂、金堂)

東寺 講堂

先月中旬、京都へ足を運ぶ機会がありました。前回訪れたのは1998年でしたので、何と27年振りです。仙台から新幹線で4時間ほどなので、気軽に行けそうな気もするのですが、やはりよっぽどの理由がない限り難しいものです。

京都駅に着いたのはちょうどお昼前でした。新幹線を降りると駅構内は沢山の観光客で溢れていました。ニュースなどで取り上げられている通り、外国人観光客の方が多いのではないかと思われるくらいで、異世界に迷い込んだような錯覚を覚えました。

この日の午後は自由時間です。キャリーバッグを預け、身軽になったところで観光へ。行先に選んだのは東寺です。仙台・柳町の大日如来にはよくお参りしていること、そして京都駅からも近いという理由からです。徒歩で15分ほどの場所にあります。道中の街並みを眺めながら向かいました。

この日の天気は晴れだったのですが、まず感じたのは日差しの強さです。仙台とはまるで違い、突き刺すような光が容赦なく降り注ぎます。数分歩いただけで汗だくに。

そして、ようやく東寺に到着しました。東寺とは、平安京遷都とともに創建された寺院で、現存する唯一の平安京の遺構です。弘法大師空海によって日本ではじめての密教寺院となり、真言密教の根本道場となりました。平安京遷都が794年(延暦13年)、東寺の造営が始まったのが796年とのことです。千年という時間スケールが当たり前のように現れてきます。

先ずは講堂を見学しました。建物の中に入ると、中央の大日如来像を中心として多数の仏像が荘厳に配置されていました。これは弘法大師の密教の教えを表現する立体曼荼羅とされています。無心になってしばらく佇んでいました。

仏像の一体一体、そしてその配置には深い意味があるのでしょうが、仏教の知識がない私には理解が及びません。それでも無意識に自然と心が安らぐのは不思議です。

 

金堂

次に南側に位置する金堂を見学しました。中に入ると中央に薬師如来、右に日光菩薩、左に月光菩薩が並んでいます。大昔に、これほどまでに巨大で精緻な仏像を仕上げた職人のことを想いました。さらに、この仏像を安置するための建物も巨大です。木造でここまでの建築物を造る技術には、ただただ圧倒されるばかりです。