kongitsune’s diary

宮城県の県道、名所旧跡訪問などの記録

217 出島線(2)

昨日の続きです。 永清寺・いのちの石碑 出島漁港から道に沿って歩みを進めると、高台にお寺が見えます。 境内には「女川いのちの石碑」が設置されていました。再びあの悲しみ、苦しみをあわせたくない、との思いで2014年3月に女川中卒業生一同により設置さ…

217 出島線(1)

2024/10/05 宮城県女川町の北東部に出島(いずしま)という離島があります。この島の北部と南部の集落の間を結ぶ道路が一般県道217号「出島線」として認定されています。 かねてから訪れてみたいと思っていましたが、船で島に渡る必要があるため仕事の状況や天…

104 川前梁川線

2024/9/29 宮城県丸森町川前から福島県伊達市梁川町に至る一般県道です。宮城県側は国道349号と全線重用のため、宮城県管理の路線数及び実延長に含めない路線とされています。 国道349号を丸森町側から福島方面に向かって進むと、県境に出ます。そこから少し…

24 白石丸森線

この間の週末、宮城県南部から福島県にかけてドライブしました。丸森町で国道349号に入り、福島県に向かいます。この区間は阿武隈川に沿っており両側には山がそびえています。そのため小刻みなカーブや幅員の狭い箇所が多く、またトンネルを幾つもくぐりまし…

下飯田薬師堂古墳

昨日、仙台市若林区下飯田にある古墳を見学しました。仙台市の東部にあり、海岸線から約2.7Km内陸部に位置します。 2024/09/16 古墳時代、この地に直径10m、高さ約2mの円墳が築造されたそうです。その後、江戸時代後期に古墳の上に薬師堂が建てられました。 …

172 志津川登米線(2)

一般県道「志津川登米線」は2度目の走行となります。前回の走行は12年前ですので時が経つのはあっという間です。 今回も登米側から走行を開始しました。 2024/8/24 日根牛地区周辺は、北上川堤防を改善するため県道改築と連携して整備が行われました。そのた…

東京世田谷への巡礼

松陰神社 お盆休みも終盤に差し掛かった頃、東京都世田谷区に鎮座する松陰神社へお参りに行きました。以前に旅行で萩を訪れたこと、司馬遼太郎の「世に棲む日日」を読んだことがきっかけです。 実は今回のお参りは2度目です。1度目はN君に案内して貰いました…

B'zの思い出(1)

初めてB'zのライブジムに足を運んだのは2010年のAin't No Magicツアーでした。それまでロック歌手のライブやコンサートに行ったことの無い私にとってB'zのライブは完全に無縁の世界でした。2008年にNHKで放送された番組を視聴したのをきっかけとしてCDやDVD…

セキスイハイムスーパーアリーナ

この間の土曜日、稲葉さんのソロツアー「Koshi Inaba LIVE 2024 ~enIV~」を観に行きました。会場は宮城県利府町にあるセキスイハイムスーパーアリーナ。曇天もようの天候で外にいても暑さは感じず、むしろ涼しいくらいでした。 ツアートラックの前には人だ…

潟沼

山刀伐峠に向かう途中、鳴子温泉にある潟沼(かたぬま)を見学しに行きました。 2024/6/8 潟沼は鳴子火山の火山湖と考えられる湖です。「続日本後記」には承知4年(837)に当地方の火山活動の報告が記されており、それから推測し、今から約1100年前に出現したも…

山刀伐峠

昨日、天気が良かったので山形県の最上町と尾花沢市の県境をまたぐ山刀伐(なたぎり)峠を散策してきました。 「おくのほそ道」に記述がある峠で、以前からずっと気になっていました。しかしながら峠の名前が不気味な上、芭蕉達は大変な思いをして峠を越えたと…

遠見塚古墳

昨日、仙台市若林区にある遠見塚古墳を訪れました。 古墳は国道4号線仙台パイパス沿いにあります。公園として整備されていて自由に見学できます。写真の通り案内の看板が設置されているものの、駐車場はありませんので注意が必要です。 前方後円墳のタイプで…

162 西古川停車場下狼塚線

JR陸羽東線 西古川駅と国道347号を結ぶ、実延長約0.8Kmの一般県道でした。過去形なのは2019年3月の県道統廃合により、163号西古川停車場清水線と統合して清水下狼塚線となったためです。ここでは旧路線名として進めます。 初めて訪れたのは2011年のことでし…

日和山(石巻)

先日、久しぶりに石巻市の日和山を訪れました。これまでに何度か訪れたことがあるので、時系列順に写真を並べてみます。 2007/6/2 2008/7/5 2014/6/7 2024/5/19 震災前後で眺めがだいぶ変わりました。印象に残るのは次の3点です。 1つ目が日和大橋です。1979…

東京と富士山

先日、所用で東京へ行ってきました。普段は人の少ない地域で生活しているため、毎度のことながら関東地方は人が多いな、と思いました。 新幹線を降りて在来線で目的地へ向かう途中のことでした。乗り換えの途中、前を歩いていた人がスマホを落としました。落…

夕方の霞城公園散策

昨日の午後、県境を越えて山形県へドライブに行きました。実は特にあてもなく車を走らせていただけなのですが、道なりに進んでいたら霞城公園前に来ました。せっかくなので公園内を散策することにしました。しかしながら時刻は夕方の5時前。本丸や郷土館など…

懐かしい石段の思い出

4/7(日曜日)の午後、大崎八幡宮へお参りに行きました。この日は青空が広がり過ごしやすい天気でした。 サクラも咲き始めていて目を楽しませてくれます。淡い色が何とも言えません。 石段を登り、本殿の前に着きました。建物は立派な造りです。 上のほうに目…

60 鹿島台鳴瀬線

大崎市鹿島台から東松島市野蒜を結ぶ実延長9.3Kmの主要地方道です。主に吉田川右岸の堤防沿いのルートをとっています。途中、国道45号と重複する区間もあります。 初回訪問 初めて走行したのは2011年2月のことでした。 2011/2/6 鹿島台木間塚に設置されてい…

167 真山高清水線

大崎市岩出山真山と栗原市高清水を結ぶ、実延長9.7Kmの一般県道です。 左:2011/6/5撮影、右:2024/2/25撮影 起点は県道17号栗駒岩出山線と交差しています。交差点前には真山小学校があります。残念ながら2018年3月に閉校し、近隣の小学校と統合していたとの…

天体写真

1993/3撮影 右上はプレアデス星団(すばる) この天体写真は1993年3月に撮影したものです。当時デジカメはありませんので、ネガフィルムをデジタル化しました。この年、私は大学受験に失敗して浪人が決まり、失意のどん底にいました。当時札幌に住んでいたので…

極楽征夷大将軍

先日、垣根涼介著「極楽征夷大将軍」を読み終えました。足利尊氏を主人公として鎌倉幕府滅亡から建武の新政、室町幕府樹立までを描いた作品です。主に弟の足利直義、執事の高師直の視点で描かれています。彼らの心の内が丁寧に語られていて、何故そのような…

大雪

先日、関東地方で大雪が降りました。大雪警報が出され交通に多大な影響が出ました。元々この日は移動を予定していて、あいにく重なってしまいました。列車の運休を懸念していましたが新幹線は定刻通り、在来線は数分遅れで済み何とか宿に辿り着きました。 一…

本塩釜駅

夕方、塩釜へ出かけました。イオン塩釜で買い物を済ませた後、本塩釜駅に立ち寄ってみたら駅前広場がイルミネーションでライトアップされていました。奥のほうに神社の建物を模した朱色の看板が見えています。和と洋の融合に趣を感じました。 帰宅後調べてみ…

霊山神社

今年の9月末、福島県の霊山神社へお参りに行きました。保原町側から東に向かって車を走らせると、鳥居のある広場が現れます。敷地内には北畠顕家様の像があります。ここから車道が延びており、しばらく登ってゆくと社殿の前に辿り着きます。 今回は広場を通…

221 清水浜志津川港線

南三陸町清水浜と志津川港を結ぶ一般県道です。国道45号から分岐し、主に海岸沿いののルートをとり、再び合流します。 2012/4/15 初走行は2012年でした。 2017/8/15 その後再訪した際、終点付近から撮影しました。ちょうどお盆休みの時期でしたが天気が悪く…

206 馬籠志津川線

週末に田束山を訪れたのをきっかけとして、付近の県道に触れてみたいと思います。県道206号 馬籠志津川線は国道346号(気仙沼市本吉)と国道45号(南三陸町)を結ぶ一般県道です。田束山西側の山間部を南北に縦断しています。 2012/4/15 訪れたのは2012年4月のこ…

田束山

昨日は天気が良かったので田束山へ行ってきました。ツツジの名所と知られており、頂上付近まで車で行くことができます。 三陸自動車道の歌津ICを降りた後、県道236号に入ります。 ほどなくしてツツジの花が描かれた標識が現われます。ポールには標高(12m)と…

一皇子宮 (石巻市)

2023/10/22 石巻市湊大門崎山に鎮座する一皇子宮にお参りに行きました。市街地から国道398号線に沿って東に進み、内海橋から約1Kmほどのところにあります。ここには後醍醐天皇の皇子である護良親王が祀られています。史実では鎌倉で亡くなったとされています…

尾ぶちの牧

この間、石巻市の牧山を散策しました。山頂の零羊崎神社から少し下った場所に見晴らしの良いスポットがあります。ここには「おくのほそ道 尾ぶちの牧」の記念碑が設置されていました。約300年前に石巻を訪れた芭蕉と曾良は「袖の渡り、尾ぶちの牧、真野の萱…

おくのほそ道 飯塚

角川ソフィア文庫の「おくのほそ道」を愛読しています。「飯塚」の章の以下の一説が気に入っています。 「遥かなる行末をかかえて、かかる病おぼつかなしといへど、 羇旅辺土の行脚、捨身無常の観念、道路に死なん、 これ天の命なりと、気力いささかとり直し…