2022年8月下旬、仙台市青葉区川内亀岡に所在する亀岡八幡宮を訪ねました。「おくのほそ道」にゆかりのある神社です。
芭蕉に同行した曾良の日記に、元禄2年5月6日に参拝した記録が残っています。
天気能し。亀が岡八幡ヘ詣でる。城の追手門より入る。にわか雨降る。茶室へ入り、雨止んで帰る。
簡潔で味わい深さがあります。天気が良かったのに突然にわか雨に降られ、慌てて茶室に駆け込む情景が目に浮かびました。
奥に進んでゆき、朱塗りの橋を渡ると長い階段が現れます。春の時期には枝垂桜の美しい花が出迎えてくれます。
階段を登りきると広場に出ます。比較的広いので意外な印象を受けます。その先にも長い階段が待っています。
登りきると社殿の前に出ます。お賽銭を入れてお祈りをしました。その後、社殿の横を抜けて奥の方へと進みます。
暫く進むと2車線の道に出ます。この道は通称「地獄坂」と呼ばれており、左手の坂道を下ってゆくと名前の通り急勾配箇所が存在します。右手に進むと理学部の裏に出ます。
その後、脇道に入り川内三十人町地区を通って山を下りました。近年青葉山北側に面する丘陵地に造成された住宅地で、コの字の道路に沿って住宅が並んでいます。
山を上り下りして、ちょっとした運動不足解消になりました。
2023/12追記
以前フィルムカメラで撮影した写真をデジタル化したのですが、その中に亀岡八幡宮の桜の写真が残っていました。
