石巻市渡波に所在する宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)には、約400年前に支倉常長ら一行を乗せて太平洋を横断した「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船が展示されていました。東日本大震災の津波の影響や老朽化の理由により、残念ながら解体という判断に至り、その役割を終えることとなりました。
時系列を逆にして写真を載せてみます。
甲板から見上げるマストには十分な迫力がありました。今にも動き出しそうな臨場感もあり、冒険心がかきたてられます。
2022年12月現在、サン・ファン館はリニューアルを行うため長期休館中です。復元船は4分の1スケールで再建される予定のようです。