kongitsune’s diary

県道走行、名所旧跡訪問などの記録

179 文字上尾松線

2011/05/15

栗原市栗駒の荒砥沢ダム付近から栗原市尾松(国道457号交点)に至る実延長16.8Kmの一般県道です。

ヘキサ標識の地名は鶯沢町と記載してありますが、現在は栗原市です。2005年に鶯沢町を含めた周辺の10町村が合併して栗原市が誕生しました。

地図で確認したところ、起点は荒砥沢ダムの堤から南西約500mのところにありました。起点の脇には温泉施設の建物があります。かつて山武温泉(文字温泉)さくらの湯として営業していたのですが、残念ながら2018年に廃業してしまったようです。昔、栗駒山登山の帰りに立ち寄ったことがあった事を思い出しました。

県道は、荒砥沢ダムから下ってゆく二迫川に沿って延びています。しばらく進むと県道180号との合流地点に出ます。この付近に灌漑・生活用としての水路に供給するための揚水用として、また農業農村整備事業PR用としての「文字二連水車」の施設があります。

 

 

 

文字という地名は「もんじ」と読みます。なかなか難しい読み方です。この地域の歴史は古く、室町時代から秋田越えの宿場町として栄えてきたようです。

この少し先から県道は東に進路を変え、二迫川と別れます。国道457号と合流したところが終点です。