kongitsune’s diary

県道走行、名所旧跡訪問などの記録

209 上八瀬気仙沼線

2012/04/15

気仙沼市の細尾地区と松川地区(国道284号交点)を結ぶ、山間部を南北に走る実延長10.6Kmの一般県道です。

県道名に含まれている「上八瀬」は気仙沼市中心部より北西へ10Kmほど入った、岩手県との県境をなす山々に囲まれた地域名です。この一帯は、約2億6千万年前のサンゴ、貝、アンモナイト三葉虫などの化石の産地として知られています。ペルム紀という時代区分のようですが、素人の私にはさっぱり分かりません。あまりの長大な時間スケールに呆然とするばかりです。

本路線の北端から先は林道「細尾加茂線」と接続しており、岩手県側(国道343号)に出ることができます。

ところで、かつてこの地域には「八瀬街道」が通っていたと言われています。具体的にどのルートかは分かりませんが、古くから内陸部(岩手)と沿岸部(気仙沼)を結ぶ交通路が形成されていたようです。当時、人の往来が活発だったのでしょうか。いろいろと想像を掻き立てられます。