JR石巻線 渡波駅と国道398号を結ぶ、実延長97mの一般県道です。国道との交差点では県道2号にも接続しています。
渡波駅は1939年(昭和14年)に開業しました。国鉄民営化、東日本大震災による不通・復旧等を経て現在に至ります。
駅舎は開業以来83年が経過しており、2022年に駅舎の建て替えが発表されました。この駅はサン・ファン館（宮城県慶長使節船ミュージアム）の最寄り駅のため、新駅舎はサン・ファン・バウティスタ号の見張台をモチーフに半円形状のデザインとしています。また、待合室のベンチには解体する駅舎の木材を利活用する計画としています。新駅舎の利用開始は2023年3月末を予定しています。（JR東日本ニュース 2022年7年28日発行 より）
2022年10月に訪問したところ、駅舎は既に解体されていました。現在は左隣の仮施設で営業しています。
83年間もの長い間お疲れ様でした、と心の中で呟きました。
新駅舎
その後新駅舎が完成し、2023年3月24日に使用開始となりました。
ガラス張りの待合室には開放感があります。室内には予告されていた通りベンチが設置してありました。ベンチも建物と同じように丸い形をしていました。駅舎の傍らにはアイスクリームの自販機があり、駅を利用する高校生(？)をターゲットとしているのかな、と思いました。
