昨日は天気が良かったので、ドライブがてら七ヶ宿町の滑津大滝へ行きました。滑らかそうな岩肌に沿って絶え間なく流れてくる水、心地よい滝の音に心が癒されます。川遊びをしている家族、折り畳み椅子を持ってきてチェアリングしている人など、それぞれ思い思いに楽しんでいました。
真ん中にくぼみが見られます。相当の年月をかけて削られていったのだと思います。そんな時間スケールから見たら私の人生なんて一瞬なのだろう、ということを感じました。
以前にも訪れたことがあったので当時の写真を掘り起こしてみました。2009年9月に訪れていました。
この滝は「二階滝」とも呼ばれ、上の方にも滝があります。当時は階段があって見学できたのですが、昨日訪れた時には無くなっていました。
江戸時代に仙台藩が編纂した地誌「封内風土記」の滑津邑の項目に男瀧・女瀧と呼ばれる滝が記載されています。現在の滑津大滝を指していると思われます。
瀑布凡二。男瀧。女瀧。二瀧共在小屋舘下川。両岸岩石。高四五尺許。瀑布各高三丈許。広一丈許。
七ヶ宿町史 資料編本編(1978) p992より引用