JR東北本線 鹿島台駅と国道346号線を結ぶ、いわゆる停車場県道です。実延長は83.5mです。
2012年4月訪問
ヘキサ標識は残念ながら発見できませんでした。 代わりに起点ポストと思われる三角柱を見つけました。。 塗装は剥がれており錆もだいぶ進行しています。 かろうじて「宮城県」という文字が読み取れます。 根元も錆びて自立も困難なためか、デリニエータを支柱代わりにして針金でくくられていました。
2022年3月訪問
駅前の様子はすっかり変わっていました。旧駅舎は解体され、2015年に現在の駅舎に建て替えられました。1F部分は「明治潜穴」のレンガアーチをイメージしているとの事です。鹿島台の礎を築いた鎌田三之助村長への敬慕の念を感じとれます。
10年前に撮影した起点ポストを探してみましたが、見つけることはできませんでした。撤去されてしまったのでしょうか。もしそうだとしたら残念です。
せっかくなので新しい駅の中を探索してみました。
階段を上がると駅前広場を見下ろすことができます。目の前の円形道路はロータリーと思い込んでいましたが、後日調べてみたところ「ラウンドアバウト」という聞きなれない名称で定義されている事が分かりました。ラウンドアバウトは交差点の一種で環状交差点と呼び、ロータリーとは区別されています。2014年9月から運用が開始されましたので、自分にとって馴染みが無かったのだと思います。ロータリーとラウンドアバウトの違いについて調べてみましたが、複雑でまだ十分に理解しきれていません。
東西自由通路から北側をのぞみます。次の駅が松山町駅、その次が小牛田駅です。通路内のポスター等を眺めていたところ、額縁に入った写真を見つけました。天皇・皇后両陛下が鹿島台駅に御来臨された時の写真です。撮影日は平成4年(1992年)10月7日でした。10月3日~7日の日程で山形県及び宮城県を行幸啓され、最終日に鹿島台駅からお召列車に乗られ帰京されたのですが、その時に撮影された写真でした。