この間の日曜日、山形県尾花沢市にある「芭蕉、清風歴史資料館」を見学しました。
仙台から車で向かいました。途中の関山峠では昨晩雪が降ったようで、路肩に数センチの雪が残っていました。気温も1~2℃でした。すでに夏タイヤに履き替えていたので、少しヒヤヒヤしながら運転しました。
尾花沢と言えばスイカや銀山温泉が有名ですが、最近まで芭蕉がこの地を訪れていたことは知りませんでした。
芭蕉と曾良は尾花沢に計10泊もし、その間に句会も開いていました。清風らによる心温まるおもてなしにより、よっぽど居心地が良かったのだろうと思います。
もし、仙台で三千風と会っていたら句会は開かれたのでしょうか。宮城県に住む私にとって、山形での充実振りが少し羨ましく思えました。
展示物をじっくり鑑賞し、気づいたら1時間半も滞在していました。受付で芭蕉の句の栞を貰いました。4種類の中から「眉掃きを俤にして紅粉の花」を選びました。