JR岩沼駅と県道25号交差点を結ぶ、実延長約1Kmの一般県道です。
岩沼駅には東北本線と常磐線が乗り入れています。駅前ロータリーの南側から延びている道が本路線にあたり、ここから徒歩で終点(県道25号交差点)に向かうことにします。なお、ロータリーに入る道は一方通行なので車の場合は注意が必要です。しばらく道に沿って進み、小学校を過ぎるとほどなくしてT字交差点に出ます。交差する南北に延びる道は、かつての奥州街道です。ここを左折して北進します。
50mほど進むと丸川堀に架かる短い橋を渡ります。そこに県道ポストがありました。中間に設置されているのは珍しいです。
引き続き北進し、県道25号との交差点に出たらゴールです。先頭の写真はここで撮影しました。
武隈の松
せっかくなので岩沼駅周辺を散策してみました。目的地は松尾芭蕉が訪れた武隈の松(二木の松)です。
この場所は史跡公園として岩沼市により整備されています。「武隈の松」は能因法師や西行法師など多くの歌人に詠まれた陸奥国を代表する歌枕です。松尾芭蕉は1689年旧暦5月4日、岩沼宿に到着し、往昔の姿さながらの双幹の樹形を保ち、幾多の苦難を超えて植え継がれてきた武隈の松に深く感銘し、「桜より松は二木を三月越し」という句を詠みました。
二木の松の写真は2枚撮影したのですが、何故かどちらもピンボケしてしまいました。機会を見て再訪したいと思います。
帰りがけ空を見上げると、一面うろこ雲で覆われていました。